東山動植物園オフィシャルブログ

お祝いありがとうございます

1月25日にお客さんからお手紙をいただきました。
内容は「羊のやえちゃん、誕生日おめでとう」と「動物園応援しています」というものでした。

担当の私も言われるまで忘れており、反省するやら感激するやら複雑な気持ちになりましたが、このような応援のお手紙をいただき、とても感謝しています。この場をお借りしてお礼申し上げます。

ちなみに手紙の中で、羊のやえ、やよいのブログをもっと書いてとご希望でしたので、1月25日に撮影したやえ、やよいです。

鉱塩を一生懸命なめているやえと、それを眺めるやよい


動物園第一係  野本 吏樹


重要文化財温室前館保存修理工事の近況など

一昨年9月に始まった重要文化財温室前館の保存修理工事は、今年の3月までに解体・調査や鉄骨補修などを行う第一期工事が終わり、建設当初の姿に復原する第二期工事の準備を進めているところです。

第一期工事の作業が終わりに近づいた昨年の11月から、建設当時の鉄骨組みの全容を現した温室を、たくさんの皆さんに見ていただき、知っていただこうと、工事見学会などを開催してきました。

今年3月の見学会ではNHK名古屋放送局に取材、放映していただき、5月には日本建築学会東海支部(建築歴史意匠委員会)の皆様が視察に来ていただくなど、たくさんの方々に重文温室について知っていただくことができたと思います。

鉄骨部材をすべて溶接で組み立てた、繊細で美しい鉄骨建築。これが重要文化財に指定された大きな理由です。
溶接工法を採用したのは、部材を減らして温室内の植物に少しでも多くの光を届けるためでもあります

温室の中から見た鉄骨組みの様子。手前に写っているのは、植物の根が過湿状態にならないよう、地下水を遮るために敷いた切石層です。ここにも植物を大切にする配慮がされています。

3月26日と25日の2日間で約1,000人の皆さんに見学していただきました。

日本建築学会東海支部建築歴史意匠委員会の視察の様子。
写真は、発掘調査の結果、シダ室の地中から出てきた二重水槽です。
外側はコンクリート、内側はレンガを積んだ構造になっています。

ちょっと横道にそれますが、保存修理工事を進めながら、重文温室の過去の姿や変遷の経緯についても調べています。
シダ室についても色々なことが分かってきたので少し紹介します。

現在のシダ室は、昭和12年の開園時は「羊歯・水生・食虫植物室」といいました。水槽に水を張り、カミガヤツリ(古代エジプトで紙の原料としたパピルス草)といった水生植物などを展示していたことが古い写真や資料で分かっています。

昭和44年からは、動植物園を拡張整備し、温室を含めて新しい施設を整備していく計画(東山総合公園再開発計画)のもと、昭和47年に水槽を土で埋めて貴重なシダ植物の展示に模様替えしました。

この写真は、水槽を土で埋める前の昭和40年代の様子です。水槽内には熱帯スイレンやシュロガヤツリが展示され、また、天井から吊り下げられているフィロデンドロン(ヒトデカズラ)の気根やタコノキの葉も写っています。
これらの植物は、日本一の水生植物温室を目指して昭和51年に開設した現在の水生植物室に移され、今でも元気に育っています。
水生植物室始め温室後館は現在でも観覧できますので、ぜひ植物園に来て探してみてください。


保存修理工事がスタートした平成26年以降、工事見学会や重文温室の関連イベントなどに参加していただいた人数は、今年の春まつりまでに5,000人を超えました。
第二期保存修理工事に入ってからも、重要文化財温室の保存修理工事の様子や、重文温室にまつわる歴史などの話題を、たくさんの方々にお伝えしていきたいと思いますので、お楽しみに。


再生整備課  堀 透


来年はさる年です!ムコドノもお忘れなく!!

羊年も間もなく終了。
いよいよ申年がやって来ます!

東山のホンドザルといえば…。そう、専門家の想定をも超えるジャンプ力を発揮したあのオスザル「ムコドノ」です。

その節は、皆様にはいろいろとご心配、ご迷惑をおかけしましたが、現在も唯一の成熟オスザルとして元気に過ごしております。(なんと9児のパパになってたり)

ある意味こちらも一世を風靡した先輩として、来年はシャバーニにも負けてはいられません。

ということで、いろんな意味を込めて
新春さる年記念として、「ホンドザル ムコドノの足形ポストカード」をプレゼントします。

2016年1月3日(日) 午前9時〜 こども動物園エリア ホンドザル舎前にて先着100名様に!!

新年早々ぜひゲットしてください!

 こいつぁサルから縁起が良いわぃ♪


管理課業務係  太田 耕治


今年の動物園五大ニュース

年末恒例の私が勝手に選ぶ動物園の五大ニュースです。ネタを考えなくてもいいからと勘ぐらないように。一年を振り返って反省することも大事ですから。

1.ゴリラの群れ展示
 シャバーニが初めて東山に来てから8年目。メスとの相性、繁殖、人工哺育のアニーの群れ復帰などがあり、2頭の子どもが遊ぶ日本初の群れ展示となりました。
またシャバーニが写真集、ポストカード、DVD、年賀状、カレンダー、CMとアイドルなみの大人気。シルバーバックとして頑張っている姿がカッコイイのですよね。

2.マレーグマのマーチン
 クマ舎ができてから25年間一度もなかったとはいえ、マーチンが壁を登ったのは事実。5月5日の超多客日に、何事もなくてよかったのですが、あってはならないことでした。反省。

3. メダカの新種発見
 今年のはじめに発表したので、もう印象が薄いかもしれませんが、動物園として新種発見したのは初めてで、すごいことなんです。

4.第3回東山動物園寄席開催
 1回できればいいと思っていたのが、3回目を迎えました。今年は待望の「動物園」という噺が聞けて、しかも噺の中に私も登場しました。主催のNPO法人東山動物園クラブさんに感謝です。

5.園内売店閉店
 長年にわたり園内の飲食・物販サービスを提供してくれていた個人売店が閉店しました。開園当時から、中には鶴舞公園時代から続いていたお店もあったとか。長い間ご苦労様でした。

ほかにもたくさんの動物たちが話題を提供してくれました。もうすぐ羊が去るがやってきますが、来年も東山動植物園をよろしく申し上げますでごザル。ふ〜っ。

動物園長  橋川 央


東山で見つけたお気に入り。その1

昨年に引き続き、植物園に来てくださったインターンシップや博物館実習の学生の方々ブログ記事作成体験をしていただきました!
実習の中で気に入ったものをイラストで紹介!ということで、今年も紹介していきたいと思います。
〜〜〜〜〜
その1「〜私のおすすめ植物を紹介します〜」
合掌造りの家の近くにある、湿地園がおすすめスポットです。
湿地園では、7〜9月が開花時期の“サギゾウ”がたくさん咲いています。
サギソウという名前は、白鷺(しらさぎ)が羽を広げて飛んでいるように見えることに由来します。
何羽も飛んでいるようでキレイです。

私が感動した植物は“ラムズイヤー”です。
宿根草園やその裏のお手洗い前に生えています。
その名の通り、葉っぱが羊の耳のような手触りと見た目で、とっても可愛らしい植物です。
お花が咲いていなくても、葉っぱで楽しめるのでおすすめです。

もう一ヵ所おすすめスポットは、もみじ谷です。
秋のもみじ狩りのメインの場所ですが、今の時期も深緑のもみじが空一面に浮かび上がっています。
太陽に葉を透かして見るととってもキレイです。

園内にはいろいろな植物がたくさんあるので、あなたのお気に入りの植物をぜひ見つけてください。

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植物園で見つけたおすすめ3ついただきました。
みなさまも植物の可憐でキラキラした輝きを感じに来ていただけたらと思います。
ラムズイヤーは8月30日(日)に開催する「ひがしやま植物実験室・不思議な触感体験」でも紹介する予定です。
ふわふわな触感を楽しみに来てください。

ラムズイヤー

植物園指導園芸係  高木 彬


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