東山動植物園オフィシャルブログ

夜の太陽

ナイトズーが終わりました。
暑い中遅くまで頑張ってくれた動物たちにまずは感謝です。



特にライオンの「サン」はとても活躍してくれたように思います。




サンが歩くだけで来園者からは歓声が上がり…。



サンが吠えると拍手がわき起こる。
夜の暗闇にも負けない太陽のような存在。
まさに「百獣の王」の貫禄を見せてくれました。

サン、本当にありがとう!


動物園飼育第一係  小林 隆志


骨!

骨!

いきなり骨の写真で驚かれたと思います。
ライオン舎では時折ライオンたちのおやつ兼おもちゃとしてこの骨を使うことがあります。「何の骨?」と思われる方もいると思いますのでタネを明かせばこれは牛の大腿骨です。重量はだいたい3kgほどです。

ワイルド!

サンもこの通り夢中で齧りついています。
ライオンたちが飽きないように不定期で与えているので、もしライオン達が骨を齧っているところを見たらラッキー(?)ですよ。

ごちそうさん!


動物園飼育第一係  小林 隆志


[80th]80周年ライオン舎 その2

寒い日が続いています。
以前ライオン舎の秘密(?)について執筆したところ意外に好評でしたので少々悪ノリ(?)してまたライオン舎の秘密をご紹介しようと思います。
この時期の動物園の獣舎では、動物たちのために様々な保温装置を使って動物たちを寒さから守っています。たとえば床暖房、遠赤外線ヒーター、エアコン・・・。
ライオン舎にももちろん床暖房があります。

コンクリートの台が暖房部分です

以前にもお伝えしたとおり、このライオン舎は建築されて80年を迎えます。
現在の動物園で使用されている暖房装置はそのほとんどが電気を使っていますが当時の日本の電力事情を考えますと床暖房はおろか照明装置もなかったと考えられます。
新築当時ライオン舎のライオンたちはどのように冬を乗り切っていたのでしょう?
答えはここです。

赤い丸囲みに注目!

ライオンたちの部屋の床下には空洞が存在しここに炭を入れて床を暖めていたそうです。
まるで韓国の「オンドル」のようですね。
現在はコンクリートでふさがれていますが、この壁面を見る度に寒い日に火のついた炭をいれ、次の日にはたまった灰を掻き出す作業は大変だっただろうなと思えてなりません。
80年前の動物園の動物飼育はこのような知恵と工夫と情熱によって支えられていたのですね。

春が待ち遠しいです

動物園飼育第一係  小林 隆志


【1月28日登場】首をなが〜くしてお待ちの皆様、朗報です!!

1月ももう終わり、まだまだ寒い日が続きますが、皆様いかがおすごしでしょうか?
こうも寒いとほとんどの動物たちは暖かい室内で過ごす時間が長くなりますね。冬毛のもこもこな動物たちはまんまるしていてとてもかわいいです。

もっふもふです

夏の君は幻だったのか…まんまるです

植物園ではロウバイやスイセンがきれいです。寒い日は空気が澄んでいますし、奥池と合掌造りの家はとても雰囲気がいいですね。
冬の動植物園も趣があって素敵ですので、皆様ぜひご来園ください。

〜閑話休題〜

さて、本題です。
お待たせしました!みんなで応援募金の最新作の登場です!!
首をながーーーーくして待っていてくれたファンも多いはず…

今回の動物はこちら!

も、もぐもぐ…?

こちらはキリンの生態シリーズ(とスタッフの間で称されています)第2弾です!前回の生態シリーズは舌を伸ばして吊り篭から葉っぱをたべる様子を表現していましたが今回はマオちゃんがもぐもぐ葉っぱを食している様子をバッジにしました。
もぐもぐ感を堪能していただきたい一品です。


さらにもう一種類、もうすぐ80周年ということで注目すべきはこの動物…ネコ科ファンの皆様お待たせしました…(うすうす気づいてましたかね…?)

おすましダマイ

スマトラトラです!
セクシーキュートなダマイちゃんです。

前回登場したユキヒョウやライオンに続くネコ科シリーズ第三弾です。3つ並べると統一感がでてとってもグッド。
思わず3つ集めたくなること間違いなし!!

今回も可愛いカードがついてきます。
カードのもとになった写真をちょっとだけご紹介・・・

仲良しキリン夫妻

キリッとキュート

この写真がカードになっちゃいます。
どんなデザインになっているかは募金をしていただいてからのお楽しみ。
ちなみに、スマトラトラは80周年特別verになっております。


新バッジとカードの登場は1月28日(土)です!
スマトラトラは動物園エリア(正門案内所、北園門案内所、動物会館)限定!!
キリンは臨時窓口(午後1時30分ごろにキリン舎周辺に現れます。※雨天中止)限定です!

こちらのバッジは数量限定となっておりますので、ご希望のお客様はお早目のご来園をお勧めいたします。

皆様、この機会にぜひ、可愛い動植物のバッジをゲットしてくださいね♡

『東山動植物園みんなで応援募金』は一口500円で可愛い東山オリジナルの応援カードと特製ピンバッジをプレゼントしております。
寄付していただきましたお金は動植物の保護・育成、動植物園の整備のため大切に使わせていただいております。
動物・植物の未来を守り、繋いでいくために、なにとぞご協力をよろしくお願いいたします。


管理課業務係  松本 紗季


[80th] 80年の歴史を振り返る vol5 〜マカニー・エルド来園79年〜

79年前のクリスマスイブ(1937年12月24日)
マカニーとエルドが東山にやって来た日です。
木下サーカスよりアドンとキーコとともにやってきたマカニーとエルドは、芸達者で瞬く間に人気者となりました。

アドン、キーコ、エルド、マカニー(昭和12年)

戦時中には、戦意高揚パフォーマンスに動員

戦時中のパフォーマンス(昭和10年代後半)

敗戦色が強くなると軍部から必要のない存在とされ
(昭和18年11月に、爆撃による動物の脱走を心配した軍部より東山の猛獣に対して殺処分を要請された。)

エサ不足でやせ細りながら、北王初代動物園長や当時の飼育員などの必死の努力により終戦まで何とか生き抜き

北王園長(左)(昭和25年4月撮影)

戦後復興期は日本で見ることができた唯一のゾウとして、みんなを元気にするために大活躍・・・

映画「待って居た像」主演エンタツ・金語楼さんと(昭和24年)

帽子を贈られるマカニー・エルド(昭和24年頃)

正門前でお出迎え(昭和25年)

御馳走をもらう(昭和25年象さん感謝の日)

みんなと浴衣姿に(昭和26年7月)

城山八幡宮にて

マカニーとエルドはまさしく激動の時代を生きたゾウでした。


昭和38年・・
9月9日にマカニーが1か月後の10月8日にはエルドもマカニーの後を追うように天国に旅立ちます。
マカニーとエルドは現在ライオン舎横にある動物慰霊碑で眠っています。

動物慰霊碑

つい先日までは、マカニーとエルドが来園79年を迎える本日、動物園エリアが休園しているとは想像もつきませんでした。
鳥インフルエンザの防疫対策をしっかり行い、少しでも早く皆様をお迎えできるようにしたいと思っております。
また、来年の開園80周年に向けての準備も、しっかりやっていきたいと思います。

マカニーとエルドも応援してくれているよね!
きっと・・


管理課業務係  瀬戸 耕二


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