東山動植物園オフィシャルブログ

種から始めます

 毎年8月に来年3月に植えるユーカリの種を播きます。
 3月に植える苗を作るのに8月に種を播くのは早すぎるように思われるかもしれませんが、ユーカリは気温が高いときの方が、発芽が良いのです。8月の猛暑日が1週間も続けば十分に生え揃います。 
 ユーカリの種はゴマよりも細かな種です。発芽率は樹種によってバラバラですが、多いものは1gで100本くらい発芽します。発芽した苗が3㎝位まで大きくなったら、直径9cmのビニールポットに植えかえて、翌年の3月までに30cmの大きさに育てます。そして遅霜を気にしながら3月の最終週に圃場に定植します。
 樹が古くなり、餌の収量が悪くなってしまった圃場の植栽や、生育不良により枯れてしまった樹の植えかえなど、平和公園だけでも年間で約800本のユーカリを植えています。



動物園飼育第一係  臼井 潔


ハウスのユーカリは芽吹き時

平和公園ではユーカリを栽培しています。
ビニールハウスで育てているユーカリは冬の出荷が終わって5月に切り戻しを行いました。
これは例年行っている作業で、またここから今年の冬に向けて大きくしていきます。


こんな風に新たな芽吹きが!


今は切り戻したところから丁度新しい芽が吹いてきたところです。
この芽が12月頃には3mくらいの立派な枝になり、コアラの餌になります。


コアラたち、待っててね!


動物園飼育第一係  臼井 潔


初めてのコアラ担当

4月から動物担当異動で、コアラの担当になりました。
コアラの飼育担当になるのは初めてです。
どんな仕事なのでしょうか・・・?

コアラは皆さんも知っていると思いますが、ユーカリしか食べませんね。
このユーカリなのですが、何種類あるか知っていますか?
なんと600種以上と言われているそうです。
この中でコアラが食べるのは約30種類くらいらしく、現在東山動植物園では20種類ほどを餌としているそうなのです。

その中で、毎日3~4種類を餌として与えているのですが、正直まだ全然区別がつきません。
与えるときは、先輩から今日はプンクとカマとテレ(←ユーカリの種類の略語です)と教えてもらい木の枝を入れていきますが、難しいのは朝なのです。
コアラが食べるときに少し落としてしまうので、前日に与えたユーカリの葉っぱが地面に散らばっています。


(こんなふうに朝葉っぱが落ちているのです)


これを1頭ずつ分けて拾いチリトリに入れていくのですが、落ちた葉は枝のときよりももっと見分けがつきません。
昨日入れたユーカリの名前を再度聞いて、特徴を聞き、手のひらに書いて忘れないようにして、チリトリに種類ごとに分けて拾っていきます。


(先輩に葉の特徴を聞いて間違えないように手のひらに書いておきます)


これが結構大変で、先輩たちはひょいひょいと拾っていくのですが、私は1枚ずつ確認しながらでないと・・・


(この日は4種類のエサでした)


(1種類ずつ計測します)


拾ったものは計量し、コアラたちがどれくらい食べたかを毎日記録していきます。

現在東山動植物園のコアラは7頭います。
この名前と顔はすでに覚えた?のですが、ユーカリについてはまだまだまだまだこれからです。


動物園飼育第一係  大津 尚史


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