東山動植物園オフィシャルブログ

フラミンゴの近況報告

 東山動植物園のベニイロフラミンゴとチリーフラミンゴは現在、来園者のみなさまにはご覧いただけない仮獣舎で暮らしています。昨年、高病原性鳥インフルエンザの防疫措置として、古代池から引っ越してから7か月程が経ちました。


外から見た仮獣舎


ベニイロフラミンゴ達


 現在フラミンゴがいる仮獣舎は、元々は馬やヤギなどの草食獣用の獣舎で、フラミンゴのような水辺で生活する動物を飼育する獣舎ではありませんでした。限られた空間の中でフラミンゴにできるだけ快適な環境を提供できるよう、飼育員の先輩方からもアドバイスを頂きながら環境の改善を進めてきました。例えば、水場がなかったので運動場に水場を作り、フラミンゴが水浴びできるようにしました。その過程で作る位置や広さ等、改良を重ねました。


中から見た飼育場


 水場を作ってフラミンゴ達が水浴びをしている姿を最初に見た時は『よし!!』と思いました。また、最近では本来の物よりは小さいですが営巣もしました。


営巣しました


 限られた場所なので営巣は難しいだろうと思っていましたが、そんな場所で営巣するフラミンゴの強さを感じましたし、今の環境はそんなに悪くないよと言ってくれているように思えて、元気づけられました。
皆さんに再びフラミンゴをお見せできるまで、いましばらくお待ちください。


動物園飼育第一係  谷 佳明


フラミンゴは今?

鳥インフルエンザの防疫のため園内のフラミンゴたちが避難して、2ヶ月くらいがたちますが、彼らは今どうしているのでしょう?
現在動物病院横の草食獣用仮獣舎にベニイロフラミンゴA群、ベニイロフラミンゴB群、チリーフラミンゴ群に分かれて暮らしています。この建物は鳥類用に造られた獣舎ではなく、水辺に暮らすフラミンゴにとっては決して特別快適な環境ではありません。
しかしながら、さすがは野生動物。何とか適応して生活のリズムを取り戻して、エサをばくばく食い込んでおり、今までで一番きれいなんじゃないかというくらいの羽色をしています。
このきれいなフラミンゴをいつ皆様にご覧になっていただけるかはまだ決まっていませんが、できるだけはやく快適な環境をフラミンゴたちに提供できることを願っています。
そしたらぜひ東山80年の歴史上、もっとも美しいフラミンゴたちに会いに来てくださいね。

動物園飼育第一係  鈴木 哲哉


亡くなった鳥たちへの慰霊

本日、動物慰霊碑前にて高病原性鳥インフルエンザで亡くなった鳥たちのご冥福をお祈りするため、特別の慰霊式を挙行いたしました。

発端は昨年11月29日に胡蝶池で飼育していたコクチョウ5羽のうちの1羽が亡くなったことでした。
その時は、単発的な自然死であろうという認識でしたが、国内では高病原性鳥インフルエンザによる野鳥感染が広まりつつありました。念のため、他のコクチョウ、さらに古代池で飼育していたシジュウカラガン、マガモ、ヒドリガモ、フラミンゴの計50羽の鳥類をバックヤードへ分散して隔離することにしました。
これで飛来する野鳥からの飼育鳥の接触がなくなり、鳥インフルエンザの感染リスクもなくなると期待しました。

しかし、隔離していたコクチョウ、シジュウカラガンが相次いで亡くなり、12月11日には防疫体制をさらに強化するための臨時休園を決定しました。
さらに生存している個体へも高病原性鳥インフルエンザへの感染が確定したことから、さらなる試練を与えられました。

動物園は命の大切さを伝え、貴重な野生種を守り、次の世代につなぐ使命を担っています。
最終的にはやむなく安楽死をせまられました2羽の個体を含めて12羽が亡くなりました。

感染が広がるなかで生き残った個体もいました。コクチョウ2羽とマガモ1羽の計3羽については現在もバックヤードで元気にしています。再展示に当たっては野鳥対策など感染防止の手当てをしてから皆さんにご覧いただく予定です。

 明日13日から動物園エリアの再開園を迎えますが、依然として近隣では高病原性鳥インフルエンザが発生していることから、一部の鳥類の展示を見合わせています。
また、ここまで多くの方々から、防疫対策へのご協力とご支援のお言葉をかけていただいたことに改めて感謝いたします。
本日の慰霊式では今後、再発することがないよう予防対策に最善を尽くことを皆で誓い合うとともに、鳥たちの命の尊さを忘れることのないようにとの思いを込め、私の慰霊の言葉といたしました。

どうぞ安らかにお眠りください。

慰霊祭の様子

動物園長  黒邉 雅実


桜情報2016(1)〜桜も恋も花開く!?〜

春、スプリング。
ついに桜の季節が到来です。

植物園では早咲きの桜が次々と開花しています。

河津桜

緋寒桜

なかでも「桜の回廊」は超絶オススメスポット。
全国100種の多様な桜を育成しているので、長〜い期間お花見を楽しむことが出来ます。
一つの種類が散っても次の種類が咲き、それぞれの違う趣向の花が我々を飽きさせません。
これは、もう、桜の波状攻撃と言っていいでしょう。ACミランかよ。

これは・・・

そして、見て下さい。
動物園でも今朝、開花一番を確認しました。
まわりのつぼみがぐんぐん大きくなってきているので、今週中には動物園本園チェリーガーデンがピンクに染まるかも!?

古代池のフラミンゴとのコラボも要チェックです!他の場所ではなかなか見られないピンク×ピンクの夢の宴。

開花までもう一歩!

桜は古来より「人の心を狂わせる」と言われる妖しい美しさを持っています。
写真を撮って回っている間、私も不思議な胸の高鳴りを禁じ得ませんでした。
なんでしょう・・・この高揚感、春の陽気のせいもあるのでしょうか。
それとも・・・まさか・・・恋?


恋!


そう、私は恋をしてしまったんです。多分。気付いてないでしょ。
実は東山動植物園には魅力的な女性がいっぱいなのです。困る。

ズーラシアより来園したスマトラトラの「ダマイ」ちゃん。

とってもキュート!

誕生日を迎えたばかりのオランウータンの「ネオ」ちゃん。

圧倒的な目ヂカラです

こども動物園のアイドル、アルパカの「パコ」ちゃん。

つーんと澄ましてますね

みんな、それぞれの個性があってとっても素敵なんです。
一頭になんて選べないよ・・・ダメンズな私を許して欲しい・・・

って、何を言ってるんでしょうか、私。
桜のせいで錯乱してました・・・なんてね。アレ?


しかし、春が恋の季節であることは真実!
絶賛開催中の春まつりもテーマはズバリ「愛」です。

春まつり特設ページ

土日祝日を中心に愛情てんこ盛りのイベントを用意しております。

園内の動物・植物に隠された“ハート”を探すウォークラリーにも挑戦してみて下さいね♪(難易度は結構お高め!)
完全制覇してご応募いた方から抽選でプレゼントもありますよ〜。


ヒトにも、動物にも、植物にも、沢山の愛があふれる春の季節。
動植物園を楽しむにはもってこいであることに疑いの余地はありません。

スタッフ一同、皆様のご来園を心よりお待ちしてマッスル!

うっす!


管理課業務係  石川 恭之


ショップノースガーデン

アメリカバイソン舎前にある売店が、外装のお化粧直しをしてリニューアルオープンしました。
以前の店名は「おみやげの店フラミンゴ」でしたが・・・
アメリカバイソン舎の前にあってなぜフラミンゴ?と言う声も多く・・・(以前はバイソンじゃ無くて綺麗なフラミンゴがいたんです)
お客さまにはわかりにくいということで
名称も「ショップノースガーデン」と改めました。

皆様のご来店を、お待ちしています。


東山公園協会  佐藤 俊哉


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