東山動植物園オフィシャルブログ

双子 その5(肝っ玉母さんと双子)

少し遅くなってしまいましたが12月19日はカズミの誕生日でした。カズミは言わずと知れた双子のお母さんです。


しっかり食べて母乳を出さないと!


私にとってチンパンジー達はみんな初めての経験をさせてくれた先生のような存在でもあります。集団の統率を見せてくれたリュウ。チンパンジーへの接し方を教えてくれたローリー。その中でチンパンジーの赤ちゃんと子育てを見せてくれたのがカズミです。
当然、他の個体からもいろんなことを教えてもらいました。(#^^#)

なんだかこんなこと書くとチンパンジー達とお別れみたいですが来年度には新チンパンジー舎への引っ越しが予定されてますからまだまだ付き合いは続きますよ(´▽`)

最後にどんどん成長する双子たちの子育てに奮闘するカズミの姿をご覧ください


動物園飼育第二係  近藤 裕治


双子 その4

 双子たちは順調に成長しており生後1ヶ月頃には顔を上げて周りを見る行動が多くなりました。生後40日経った最近では母親や他の個体に手を伸ばす行動が観察されるようになってきました。その中で私が一番成長を感じられるのは腕をバタバタさせる行動です。この行動は母親にしっかりつかまろうとしているものと思われます。


今後の成長が楽しみです。


お母さんのカズミに餌を手渡しであげる時、檻をつかもうと手を伸ばしたりもしています。

そんなとき私も赤ちゃんの手を触ろうとするのですがカズミに払われます(-_-;)

双子が同時に手をバタつかせることがあるので2~4本の腕がカズミの胸のあたりで“ブンブン”動く時などはカズミも顔をそむけるくらいです。また、あかちゃん同士の手がお互いの顔に当たることもあります。(;’’∀’’)
でも、鳴き声一つ出しません!
カズミはというと、採食中に足を伸ばして座るのですが、開いた両足の間に双子たちを置くこともあります!! 


さすが肝っ玉母さんです\(~o~)/


ちなみに、リキの時は生後20日齢で床に置いていたのを観察しました。今回の双子の場合は前回に比べて少し遅い気がします。さすがの肝っ玉母さんのカズミでも初双子の育児は気を使うのかもしれませんね。




動物園飼育第二係  近藤 裕治


双子 その3

10月21日に生まれたチンパンジーの双子の赤ちゃんですが、11月21日で1カ月齢となりました。生まれた時より顔立ちもチンパンジーらしくなり、腕や足もしっかりしています。群れの仲間からも優しくされスクスク成長しています。




※上記2枚の写真は11月20日夕方収容後に撮影

顔の色や鼻の“しわ”に違いがあります。あと、髪型にも違いがあるんですよ!
写真と同日に撮った動画もご覧ください。




動物園飼育第二係  近藤 裕治


双子 その2

今回、双子の誕生で群れが大きくなり楽しみが増えましたが、別の楽しみもあります。それは、双子の赤ちゃんと他個体との関わり方です。特に今回のカズミの出産で初めてチンパンジーの赤ちゃんを見たリキの行動、個人的に興味があります。
これは、まだ非公開中の話ですがカズミが横になって休んでいる所へリキが近寄り、麻袋を振り回し始めました。その一部始終を見ていた私は「このバカ、なに始めるんだ!」と思いましたが、私には何もできないので様子を見ているとカズミもリキを叱って対応していました。すると当のリキは“シュン↴”となりおとなしくなりました。これも群れの中で暮らすからこその関係性と思います。リキも初めて見る“赤ちゃん”に戸惑ったのでしょう。その後は“赤ちゃん達”に優しく触れたり、グルーミングするなども見られるようになりました。
“双子ちゃん”たちが成長するにつれ各個体の接し方も楽しみです。皆さんも楽しみにしていてください。ただ、なかなか“双子ちゃん”達が見られないことが多いと思いますが我慢強く見守ってください。


気~使ってまぁ~す(^_^)v


パンラボ内での動画も一緒にご覧ください。




動物園飼育第二係  近藤 裕治


チンパンジーの双子‼

 皆様ご存知と思いますが、チンパンジーのカズミに双子の赤ちゃんが誕生しました。関係者や一般の方から聞かれたことで多かったのは「双子と思ってた?」です。
正直、「双子が生まれた。」と聞いたときは「!!」でした。
赤ちゃんたちが生まれた日はちょうど私の週休日で、遅く起きた朝に副担当者からの連絡で知りました。(;^ω^)
 今回の妊娠中、来園者の方に「カズミ、妊娠している?」と聞かれたこともありました。今思えば一般の方でも妊娠しているとわかるくらい大きなお腹だったのでしょう。
そこで、前回妊娠中のカズミの写真を見比べてみました。


前回妊娠時


今回の妊娠時


やはり今回は「大きいなぁ~」と思います。

これから寒い季節になります。暖房のきいた屋内への扉を開けて、カズミが好きなところを選べるようにしていますので、外にいる時間も短くなることと思います。赤ちゃんとカズミの健康のためにご理解いただきますようお願いします。温かく見守ってあげてください。


動物園飼育第二係  近藤 裕治


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