東山動植物園オフィシャルブログ

サル舎 秋の味覚

アレチヌスビトハギ。漢字で表記しますと荒れ地盗人萩となります。北米原産マメ科の多年草で、日本にはもともと近縁のヌスビトハギが自生しており、私の子どものころはこちらが一般的だったようでしたが、近年この帰化植物のほうが勢力を広げてきているようで、荒れ地でない園内でも普通に見かけることができます。
アレチヌスビトハギの種子はいわゆる「ひっつき虫」の仲間で、この季節、草むらや路傍を歩いたとき、知らないうちにズボンやスカートにひっつかれ困った経験をたいていの方はお持ちではないかと思います。
 

アレチヌスビトハギ

前ふりが長くなりましたが、このアレチヌスビトハギの葉や種子をサル舎のサルたちに与えると皆好んで食べます。ただ、サルたちは全身体毛におおわれていますから、当然アレチヌスビトハギの種子にとって、かれらは格好のカモになります。しっぽや手足に種子をくっつけながらも無心に食べている様子はなかなかほほえましい光景です。体にくっついた種子もその後、口や指を使い食べてしまいましたので、採食に時間をかけるエンリッチメントの効果もありそうです。
秋の深まりとともに、この後、葉も種子も落ちてしまいますので、今だけ楽しめる秋の味覚です。

エリマキキツネザル

サバンナモンキー

ヒゲサキ

動物園飼育第二係  澁谷 康


仮獣舎への引っ越し完了

前回のブログでもお知らせしましたが、サル舎B棟の改修工事に伴い、12月8日にサル達の引っ越しを行いました。

サルたちの新しい住まい仮獣舎(非公開施設)

全頭無事に引っ越しできましたが、捕まえられたショックと環境(獣舎)が変わったショックで、みんなしばらく隅っこに固まって小さくなり、餌も全く食べないようになりました。

ブラッザグエノン

アビシニアコロブス

クロザル

まだ一部のサルはショックを引きずっていますが、3日経ち殆どのサル達が元気を取り戻し、手から餌を食べるようになりました。

サバンナ―モンキー

シシオザル

エリマキキツネザル

担当飼育係として彼らの信頼を取り戻せるように奮闘しています。

ちなみに同じ場所でサルA棟から移ってきたマンドリルのマンジュウロウも一緒に暮らしています。
こちらはとても元気です。

マンドリルのマンジュウロウ

動物園飼育第二係  原 真実


サル舎B棟一時非公開のお知らせ

北園サル舎B棟(フクロテナガザルの隣)のサル達がしばらくの間ご覧いただけなくなります。
サル舎B棟は老朽化が激しいので、柵の強度を強くしたり、部屋の塗装をキレイにしたりと改修工事を行う必要があり、その間おサルさん達には引っ越ししてもらいます。

引っ越し先はお客様からは見えない所になるので、しばらくの間は寂しいと思いますが我慢して下さいね。

引っ越しするサルは、シシオザル、クロザル、アビシニアコロブス、サバンナモンキー、ブラッザグエノン、エリマキキツネザルで、エリマキキツネザル以外はご覧いただけなくなります。

シシオザル

アビシニアコロブス

クロザル

公開中止期間は12月8日から4月末までになります。
しばしのお別れの前に皆さんおサルさん達に会いに来てあげて下さい!

ブラッザグエノン

サバンナモンキー

エリマキキツネザル

また展示再開日については、詳しく分かり次第お知らせしますね。

動物園飼育第二係  原 真実


エリマキキツネザルのあかちゃんの近況

先月5月22日に生まれたエリマキキツネザルのあかちゃんですが、早いもので1ヶ月が経ちました。
順調に成長しており、日に日に大きくなっています!

最近は巣箱から頻繁に出るようになってきました。
今はまだ、運動場に出しておらず室内のみでご覧になれます。

近いうちに運動場へ出す予定ですので楽しみにしていて下さいね!


動物園飼育第二係  高倉 健一郎


ぬいぐるみ!?

霊長類(サルや類人猿)の仲間には小型のものから大型のものまでいますが、今回は小型の霊長類であるワオキツネザルとエリマキキツネザルを紹介します。

どちらのサルも曲鼻猿類と呼ばれる原始的な霊長類です。
ゴリラやオランウータン、チンパンジーと大きく異なるのは顔がとがっているところです。キツネザルとついているので、どちらもキツネの様な顔をしています。

ワオキツネザル

エリマキキツネザル

ハイ、ポーズ

どちらのサルもとても可愛らしいのでご来園の際はぜひご覧ください。


動物園飼育第二係  高倉 健一郎


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