東山動植物園オフィシャルブログ

水槽の中の小さな怪物「ヒドラ」 ~顕微鏡の世界~

 ヒドラは淡水に生息しているクラゲやイソギンチャクの仲間で、池沼や田んぼなどの水草や石などに付着しています。体長は1cm程度と小さく、体形は細長い円筒形でやや細くなった一方の端で付着し、他方の端には5~8本の触手が生えていてその中心に口があります。触手には刺胞という毒針がありそれでミジンコなどの小動物を捕らえて餌にしています。ヒドラという名前の由来はギリシャ神話に登場する9つの頭を持つ水蛇「ヒュドラ」です。「ヒュドラ」は頭を切り落とされてもまた新しい頭が生えてくる怪物で、ヒドラも体を切られても完全な形に再生できる能力があることからこの名が付けられました。
 本来、メダカ館や家庭の水槽のような人工的水域にはヒドラはいないはずですが、アカムシなどの生き餌や水草などに混じって水槽内に持ち込まれることがあります。メダカ館では稚魚の餌としてアルテミア(甲殻類の仲間)の幼生を与えていますが、ヒドラの餌にもちょうど良いサイズのため、給餌量が多いとヒドラが大発生する場合があります。孵化したばかりの小さな稚魚たちはヒドラの触手に捕らえられ餌となる場合もあるため、ヒドラの発生には十分な注意が必要です。
 そんな嫌われ物のヒドラですが、その再生能力や繁殖方法、捕食行動など非常に興味深く面白い生き物です。


ヒドラ


触手とアルテミア幼生


動物園飼育第二係  佐藤 正祐


スリランカのアヌラとコサラ

 スリランカと言えば、何が思いつくでしょうか。紅茶?アーユルヴェーダ?やたら長い名前の首都スリジャヤワルダナプラコッテ?

 東山動植物園でいえば、アジアゾウのアヌラとコサラをはじめとした動物の故郷なのです。

 先日、東山の職員がスリランカ国立デヒワラ動物園を訪問し、東山動物園長からデヒワラ動物園長にお手紙をお届けして、アヌラとコサラ、その子どもの“さくら”も元気に過ごしていることなどを報告させていただきました。



東山と同い年、80年の歴史を持つデヒワラ動物園。
緑豊かで、規模や動物の多様さはアジア屈指です。


バラエティで芸人を追い回すことでおなじみ、コモドドラゴン。


 実は、現在のデヒワラ動物園にもアヌラとコサラがいます。
 どういうことかと言うと、スリランカから贈られたアヌラとコサラの動物交換として東山から贈られた夫婦のクロサイがおり、友好の証として、このクロサイ夫婦にも同じアヌラとコサラという名前をつけていただいたのです。そして、東山のアヌラとコサラと同じく、めでたく子どもも生まれました。


クロサイのアヌラ(手前)と、その子ども(奥)。


一心不乱に食事中でこっちを向いてもらえず・・・


アヌラコサラ一家のエサはキングココナッツです、さすが南国


 動物園は、見て楽しむというだけでなく、種の保存に貢献する役割を負っています。
 近年、条約による規制などで動物の入手が困難になる中、海外から血統を導入し繁殖を目指していくことはますます重要になっています。
東山動植物園は、海外の動物園との関係も築きながら、希少動植物の保護・育成に取り組んでいます。


アジアゾウのショーも毎日開催中


管理課管理係長  阿津地 弘明


フラミンゴの近況報告

 昨年12月に発生した鳥インフルエンザの影響で、ベニイロフラミンゴ、チリーフラミンゴは本園の古代池から来園者には見ることのできない仮獣舎に引っ越しをして約一年経ちました。
 はじめは慣れない場所での生活にフラミンゴ達も戸惑っていましたが、今の生活にもすっかり慣れて、水浴びをしたり羽繕いをしたりして暮らしてくれています。


ベニイロフラミンゴ


チリーフラミンゴ


動物園飼育第一係  谷 佳明


その男の目的は?

 秋口から園内である男の目撃情報が相次いでいます。
 その男はシマウマカラーの軽トラックに乗り、毎週月曜日の朝と木曜日の夕方に出没するようです。
 その男は園内のゴミ集積場を順番にまわり、シマウマトラックの荷台に山のようにゴミ袋を積んで走行しているところが目撃されています。
 この時期には大量にあるはずの落ち葉入りのゴミ袋がゴミ集積場から一切なくなっていることから、その男は落ち葉入りのゴミ袋を集めているようです。荷台から転げ落ちたと思われる落ち葉入りのゴミ袋が園内に落ちていたという情報からも間違いないと思われます。
 その落ち葉をその男はどうするのか?
 まだその真相にはたどり着いていませんが、匿名のタレこみによるとアクシスジカ舎付近にアジトがあるとか‼?
 真相解明までもう少し!





動物園飼育第一係  鈴木 哲哉


地元原産にこだわったソフトクリーム!

ZOOBOGATE(ズーボゲート)で販売しているソフトクリーム(バニラ味)は地元にとってもこだわっています。


ソフトクリームの原材料となる牛乳の産地はこちら



同じ名古屋市にある名古屋市農業センターさんの牛乳を使用しています。

農業センターさんは入場無料で誰でも入れる事が出来る施設で枝垂れ梅園の名所でもあります。


農業センターさんへ入り牛舎近くへ行くと出迎えてくれるのが
こちらのベンチ



なんともいえない表情でお出迎えしてくれます。


農業センターさんの乳牛達の特徴は、なんといっても牧場があり放牧されているところ。



通常、乳牛は1日中、牛舎の中で飼育される事が多いのですが、こちらの牛達はストレスフリーな牧場でしっかりと運動してたっぷりと餌を食べて大きく育っています。



近くで見るととってもやさしい目をしている牛達。



そんな牛達から絞った新鮮な牛乳が直送で届き、フレッシュなソフトクリームとなっております。



地元にこだわったソフトクリーム、ZOOBOGATE(ズーボゲート)で販売しております。

ZOOBOGATE  古橋 由英


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