東山動植物園オフィシャルブログ

恐竜像講演会参加者募集中

4月に完了した恐竜像の補修、補強がしました。皆様ご覧いただけましたでしょうか?
この恐竜像の調査から補修、補強完了までについてお話する講演会を8月25日(金)13:30~16:30、動物会館にて行います。(参加費無料 別途入園料必要)
コンクリートの専門的な話もありますが、普段はご覧いただけない内部の調査状況や、下のような工事の途中段階の珍しい写真もご覧いただけますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。


腕を切断した恐竜像


頭に穴を空けたイグアノドン


参加申し込みは下記のリンクをご覧の上、お申込み下さい。申込期限は8月23日(水)まで延長します。
https://news.higashiyama-park.com/entry-3821.html

再生整備課  宮原 卓也


ノランティアの花?がやってきた~

ノランティアが温室後館「サンギャラリー」中央部で見ごろを迎えようとしています。


赤く色づき始めてきた


学名はノランティア・ギアネンシス、聞きなれない植物ですが東山植物園では代表的な植物の一つです。
見どころは40数年かけて伸びてきた長い幹です。
隣の部屋「ハワイアンハウス」から二方向に分かれ、全部合わせると20mはあるでしょうか!
そして、幹の途中から「ニョキニョキ」と長い根が出てきます。
幹の途中から出てくる根は「気根」と言われ空気中の湿度を吸収、呼吸もしています。
さらに幹を支えるために他のものにくっついたり、地面まで到達したものは太く成長したりします。
そのスケールは見て見ないとわからない。


長年かけて伸びた幹


花はというと、、、?
よく目立つ赤い部分はじつは花ではなく「苞(ほう)」といわれ、色や形が変化した葉っぱなのです。
花は目立たない事から苞で存在感を表し、花粉を運んでくれる小動物や昆虫にアピールしています。
よーく観察してみると赤い苞は袋状になっており、中には甘―い蜜が入っているので、花粉を運んでもらうご褒美ということです。


赤い袋の苞(ほう)と丸くはじけている花


最後にホントの花は、赤くぶら下がる苞の上側に、茶紫色で1㎝にも満たなく咲いています。
苞がないと地味で気が付きませんよね。

皆さんもノランティアの大きさ、根の姿や役割、苞など不思議な姿に引き寄せられてしまうかも?

○お知らせ○
植物園では見ごろの植物の情報を花マップで提供しています。
ご来園の際はぜひご利用ください。

植物園指導園芸係  平林 和也


暑さ対策

毎日暑い日が続きますね。暑いのが得意ではないシンリンオオカミの暑さ対策としてパドックは室内への扉を一部開放してあります。室内は冷房もしているのでオオカミが室内で涼んでいると見えにくいときもありますがその時はお許しください。
写真は室内で涼んでいるティトです。



動物園飼育第二係  山本 光陽


ナイトZOO&GARDEN 2017 閉幕!

8月4日から開催されたナイトZOO&GARDEN ♪
昨夜で無事に終了となりました。
皆さまのご来園、誠にありがとうございました!

年々イベントも増え、「個々に合ったいろんな楽しみ方ができるね!」とお話ししてくださる方もいて、我々も心より嬉しく思います。

そんな中、何と言ってもやはり動植物たちが主役のナイトZOO&GARDEN。
夕方&夜ならではの姿を見ていただくのが醍醐味ですが、一日では回り切れなかった方も多かったようですね(^^;



今年も会期中15万人を超える来園者で、大変な賑わいとなりました。
雨天でも来園してくださるお客様の多さにも感激しきりです。
誰もいなかった閉園スタートの年始を思い返すと園内に笑顔あふれるこの光景は本当にありがたいことです。

これからも様々な工夫を凝らして、東山の特別な夜のひとときをお楽しみいただけるよう頑張ります!



管理課業務係  太田 耕治


コサラ像 Night & Day

今年もナイトZOO&GARDENにたくさんのご来園をいただきありがとうございました。皆さんは夜の動物園で何が印象に残りましたか。私は、アジアゾウ舎(ゾージアム)前のコサラ像で、記念撮影されているご家族の姿がとてもほほえましく感じました。

普段は地味な感じのゾージアム前のコサラ像ですが、毎年、この時期は特別にきれいな飾り付けしてもらい、電飾効果もあって、ひときわ輝きます。これは、コサラのふるさとであるスリランカのペラヘラ祭をイメージしたものですが、ひとつだけオリジナルとの違いがあります。それは、背中に乗せているご神体です。東山では「ズーボ」ですが、本場のスリランカは少し違うようです。


普段のコサラ像


ナイトZOOのコサラ像


ペラヘラとは現地語(シンハラ語)で「行列」を意味し、「キャンデー・エサラ・ペラヘラ祭」とも呼ばれます。キャンディとは、開催場所であるスリランカ中央部の古都の地名で、エサラとは開催シーズンとなる夏(7~8月)のことです。新月から満月まで約2週間行われるスリランカ最大のお祭りです。パレードは、ご神体である『仏歯』(ぶっし)が納められる黄金の舎利容器を背中に乗せたゾウが先頭を飾ります。仏歯とはお釈迦さんの「犬歯」で、スリランカでは昔から王様の象徴とされ、現在も仏教徒の信仰の対象です。お祭りでは、電飾で彩られたゾウや伝統舞踊のダンサー達が踊りを披露し、太鼓の楽団が独特のリズムを鳴らしながら隊列を組んで街を歩きます。


現地のペラヘラ祭りの様子(スリランカ観光情報局)


現地で直接、その国の野生動物を見たり、その文化に触れることは簡単ではありませんが、ゾージアムにはアジアゾウの歴史や生息地のことをもっと知るための展示が充実しています。特に2階ではスリランカの文化を紹介するコーナーもあります。こうした情報はゾウのことだけでなく、その生息地や保護についても興味を持っていただくためのものです。アジアゾウをご覧いただいたら、コサラのふるさとのスリランカ文化にもぜひ触れてみて下さい。

動物園長  黒邉 雅実


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